中小企業における働き方改革を考えてみた

中小企業

ベトナム北部は先週気温が低く、絶賛風邪気味の筆者です。

 

今日、お話する内容は日本の「働き方改革」についてです。

私は現在、親会社から派遣されてベトナムで雇われ社長として仕事をしています。

数年経てば、また日本でのサラリーマン生活に戻る予定です。(多分・・)

 

さて、大企業・中小企業の両方でサラリーマンを経験した立場で、こんな働き方を提示できれば社会は少し変わるのでは?という見解を述べていきたいと思います。

 

とりあえず、今日は「大企業」ではなく「中小企業の経営者」という観点からの考察になります。

 

【目次】

 

 

 

スポンサードサーチ

1.1日8時間労働は本当に必要か?

1日8時間労働は世界の標準?日本もベトナムも中国も、労働法で1日に8時間の労働を基本とした枠組みで社会が成り立っています。

そもそも、この1日8時間労働という概念の起源は産業革命にまで遡るようです。

なんでも、当時は8時間ではなく12〜14時間という長時間労働が常態化していたようです。

それが、あまりに過酷ということで8時間労働へと緩和され、現在に至るとのことです。

 

私が8時間労働に対して疑問を持つきっかけをくれたのは前澤社長率いるZOZOの記事を読んでからです。

 

ざっくりと説明しますと、1日の労働時間は6時間でお昼休憩なし。社員は15時に帰宅という出勤体系です。導入の結果、会社の生産性も上がって、従業員は自由時間も増えてWin-Winといった内容になります。

 

現在、大半の日系企業は

8h/日 × 5日/週 = 40h/週

という労働時間になっています。

 

私が提唱するのは、ZOZOを少し真似た下記の勤務時間です。

6h/日 × 6日/週 = 36h/週

営業など職種によっては、1日6時間ではどうやっても回らないという意見もあるかと思います。

今回、私が主眼を置くのは主に現場作業のブルーカラーについてです。

 

中小企業からの応募に対して、

中小企業×ブルーカラー求人=応募ゼロ

この算式、冗談抜きで成り立ちます。

 

 

2.毎日、出勤する意味はあるか?

ついさっき、「ブルーカラーに主眼を」とか言っておきながら恐縮ですが、事務職・営業職にもフォーカスしたいと思います。

 

以前、私が呟いたこの内容。

私のTweet的にはバズった部類です。(3リツイート、5いいね・・)

 

中小企業の立地を想像して頂きたいのですが、出来ますでしょうか?

勤務経験がないと少し難しいかと思いますが、基本的に不便な場所にあります。

中小の工場といえども、騒音や匂いは一人前ですのであまり住宅地や都市部の真ん中には位置していません。通勤には本数の異常に少ないバスか自家用車を使う他ありません。

 

事務職の仕事を想像してみて下さい。

「 経理 : パソコンあれば家で在宅勤務できませんか? 」

「 営業 : お客さんって、その僻地の周りに立地してますか? 」

 

はっきり言って、わざわざ時間かけて本社の工場まで通う必要ないんですよ。

もちろん、定例の報告会などの場合は、出勤も必要かと思います。 SkypeやLINEで出来ない連絡の方が少数ではありませんか?

私個人の意見としては、「通勤時間=無駄」ですので、1時間でも多く寝るか、読書に充てたいです。

 

 

スポンサードサーチ

3.空いた時間に何をする?

重要なのはここです。

仮に6時間勤務や在宅勤務が認められたとして、浮いた時間に何をするのか。

というか、私が今何をしたいかで論を進めます。

 

30歳を過ぎて、箕輪厚介氏やホリエモンの本を読んで感じるのが、「会社に食べさせてもらう時代は終わったんだなぁ」ということです。

これからの時代、若い人間(日本人)は、「個人で生きていくスキル」を身に付ける必要があるということです。

 

わかりやすい例がフリーランスのプログラマーやWEBマーケターです。

先ほど例を出した箕輪厚介氏、幻冬社でサラリーマンという形にはなっていますが、個人として注目される機会の方が今や多いかと思います。編集者という本業ももちろんですが、彼自身に高い価値がついています。

言わずもがなのホリエモン。好き嫌い別れる人物ですが、過去の起業実績や今尚インフルエンサーとして多くのメディアを惹きつける魅力のある人物と私は思います。

 

勿論、例に出した2人はある意味常人離れした天才です。彼らの著作物に影響されて、会社を辞めるという判断はあまりオススメしません。

会社は会社で、雇ってもらえるなら固定収入をもらっておけば良いのです。

労働時間や在宅勤務によって空いた時間に、自分で行動を起こせば良いのです。

 

例えば、私の場合、プログラマーになりたいというつもりは全くありませんが、15時に仕事を上がれるなら、纏まった時間をプログラミングの学習に使ってみたいと考えています。

今も、休日にネットで調べながら、ポチポチとMacを弄る事もありますが、やはりもう少し長い時間、勉強に使いたいです。

 

このように、仮に15時で帰宅できるという生活サイクルが週6日続くなら、行動の幅は格段に広くなります。

もっとお金が欲しい人は、アルバイトに時間を使っても良い。家族と過ごしたいなら、子供の迎えに行っても良い。習い事もできる。お金に余裕があれば、大学に通うことすら可能です。

 

 

4.そもそも条件で大企業に劣る中小企業こそ変革の時では?

結局のところ、何が言いたいかと言うと、終身雇用という社会体制が崩壊間近な昨今、比較的フットワークの軽い中小企業こそ、迷える若者の受け皿になって欲しいということです。

 

お時間ある方は、ざっと記事にも目を通して欲しいですが、掻い摘んで話すと

「大企業に就職するのは今尚そこそこ難しい。入れない学生さんも結構いる。ただ、彼らは中小への就職を志向しない。結果、中小は深刻な人手不足が続き、学生1人に対して9社の中小が奪い合いをするという構図になっている」

ということです。

 

求人倍率9倍なんていう状況下で「採用:お金を払って雇ってあげる」なんて概念は取っ払うべきです。

むしろ、これは労働市場から如何にお客さん(学生)を引き込むかというマーケティングと考えた方が良いです。

 

私の経験を少し話しますと、上記の記事では「狭き門」と言っていますが、リーマンショック時期の就職氷河期と比較したら今なんて、圧倒的に売り手市場です。

そんな時代に、大企業の選考から漏れる学生というのは、「仕事に対する熱意が無い」学生も多くいると思います。(偏見も入ってますが・・)

 

そうした学生にとって、どんな雇用形態が魅力的かを分析すれば自ずと答えは出るのでは無いでしょうか?

また、そうしたいわゆる「意識の低い学生」は働いてみて意識が変われば、もう一度勉強すれば良いのです。15時に帰宅できれば、税理士・会計士の専門学校に通う事も、英会話に通う事も可能です。