大企業の工場経理は汎用性が高く、転職に有利!!

就活・転職

最近なぜだか帰りに渋滞に巻き込まれがちです。

ただでさえ疲れてるのに、1時間以上渋滞で座りっぱなしはキツイですね・・

 

さて、本日は大企業経理の将来性について書きたいと思います。

過去のブログで私自身の経歴を紹介しましたが、メインは大企業での工場経理でした。

なぜ工場経理は汎用性が高いのか?なぜ転職で有利なのか?

ベトナムでも工場経理を行なっている立場から、こちらにフォーカスしていきます。

 

 

 

【目次】

 

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1.原価計算は現場で実務に触れないと使い物にならない

過去の経験ですが、私は学部での選考も会計であり、日商簿記も1級を持っています。

しかし、工場に配属された当初、実務には全く対応できませんでした。

簿記1級までのスキルは実務には必要ありませんが、1級を持っている人間が実務を行えるかというと、それは全くの別物です。

 

現代の会計は、おそらく例外なく経理ソフトを中心に記帳が行われています。

個人商店や街の八百屋さんなんかは分かりませんが、製造業で会計ソフトを使用していないという会社はかなりレアだと思います。

 

この会計ソフトというのがポイントです。

 

つまり、簿記1級2級を持っていても、それは簿記の理論を理解しているだけであって、会社の経理ソフトの仕組みを理解してる訳ではないのです。

 

 

2.大企業の経理ソフトは非常に複雑

現職もしくは、大企業の経理経験をお持ちの方は同意頂けるかと思います。

大企業の経理というのはシステム同士の集合体であり、全ての経済活動が経理ソフトに仕訳として流れてくるのです。

 

以前のブログでも使用したこちらのイラストが分かりやすいかと思います。

 

例えば、設計部門が自らの作業時間を日報システムに入力した場合、その記録が仕訳となって経理ソフトへ繋がります。

他にも、調達部門が資材を調達・検修した場合も同様です。

(例)

設計の場合:

仕掛品(設計工数)  XXX/ 製造間接費   XXX

調達の場合:

材料     XXX / 買掛金   XXX

 

 

簿記2級を持っていれば十分に仕訳の意味は理解できると思いますが、製造勘定の仕訳が積み重なり、最終的に損益勘定に振りかわるまでのに多くのシステムを経由することになります。

出退勤管理システム、直接作業員の工数入力、自動倉庫の材料受払システム、完成日報システム、出荷システムなどなど

1ヶ月の間に数千もしくは数万の仕訳が発生します。

 

 

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3.汎用性の高い経理マンになるには?

今現在、ベトナムで現地の経理を見ていて、なぜすんなりと理解できたか、自分なりに考えてみました。

それは、前職時代に仕訳の流れを最初から最後まで追いかける癖をつけていたからかと思います。

 

大企業で仕事をしていて、日常のタスクに忙殺されていると、ついつい目先の作業に気をとられがちです。

仕訳1本1本の意味を理解するのは経理の基本ですが、システム中心の経理ですと、それを忘れて作業に没頭するという本末転倒なことをしてしまうのです。

 

また、経理の仕事には伝票の承認という作業もあります。

他部門が発行した伝票・仕訳をエビデンス確認後に承認して、経理システムに計上するという作業です。(基本は「承認ボタン」を押せば、自動でシステムが処理してくれます。)

この時も、漠然と金額を確認するだけではなく、最終的に財務諸表のどこに行きつくのか?という事を考えて、承認作業をすることが重要です。

 

 

4.大企業でも中小企業でも共通して意識すること

いつも、実務を行う上で私が意識しているのが、それぞれの仕訳が最終的に資産負債に行くのか、費用収益に行くのか? という点です。

どんな仕訳でも最終的には貸借対照表(B/S)もしくは損益計算書(P/L)を構成する一要素になります。

 

商社のように、仕入れた商品を販売するだけの業態なら比較的シンプルですが、製造業は商社と比べると複雑です。

 

費用項目の減価償却費、人件費が期末の棚卸資産の一部へと姿を変えるからです。

 

大企業時代に新人を教育した時、ほぼ例外なくここでつまづいていました。

皆、簿記2級程度の知識はあったものの、期末棚卸資産を構成する仕訳を理解するには、ある程度の時間を要しました。

 

大企業から中小に転職して、今ベトナムにいる訳ですが、過去の経験は非常に役に立っています。

とは言っても、報告する相手である本社の人間がこれらの内容を理解できないのですがね・・・

減価償却費=期間費用 という概念が強いようです。

 

経理が聖域のように捉えられている?と考えることも多々あります。

つまり、多分やからの参入障壁が高いということです。

こうした状況を鑑みても、経理という職種は今後も需要高が続くと思います。