ベトナム日本商工会、入るべきか?

ベトナム全般

日本、ベトナム共にサッカーアジアカップで8強に進出、次戦は直接対決ですね。

盛り上がることでしょう。

 

さて、本日はベトナム日本商工会に加入すべきかどうか?

加入した場合の特典などを、加入者目線でご紹介します。

 

【目次】

 

 

 

 

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1.加入の方法

加入の方法は簡単ですが、誰しもが入れるという訳ではありません。

一応、応募条件と審査があります。

 

まず、推薦者を2社探さなくては行けません。

少し記憶が曖昧ですが、1社は任意の企業ですが、もう1社は自身が所属する部会(工業、金融、サービスなど)の企業に推薦して貰う必要があります。

 

日系企業がベトナムに進出する場合、メガバンク3社のいずれかとお付き合いが生じるかと思いますので、1社は主幹の銀行さんにお願いすることも可能です。

(基本的に実体のある企業であれば断られる確率は低いかと・・)

 

また、外資系企業は年度監査が義務付けられているので、契約した監査法人に推薦者になって貰うという手段もあります。

 

もう1社については、取引先の企業にお願いするというのがメジャーですが、取引先も知り合いも居ないという場合は、先ほどの銀行や監査法人に相談してみましょう。

よほどの問題がない限り、所属部会の企業を紹介して頂けます。

 

推薦者が2社揃ったら、指定のフォーマットに必要事項を記入し提出しましょう。

その際、資本金などが分かる資料が手元にあると便利です。

 

加入に際しての詳細は、こちらの公式サイトよりお問い合わせください。

 

 

2.年会費について

詳細については、記憶が定かでありませんが、加入月から年末もしくは年度末での月割り計算となります。

金額については、こちらをご参照下さい。

(出典:ベトナム日本商工会議所

 

会社の規模によっても異なりますが、10万円前後という年会費になります。

前払いとなりますので、経理によっては「前払費用」として処理されるかもしれませんね。

(金額的重要性が乏しいので、一括費用処理でも問題ありませんが・・)

 

 

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3.商工会加入のメリット

ここから少し主観が入ります。

まず一番大きなメリットとしては、駐在員仲間と日本人コミュニティができることです。

しかも、加入している企業は大から小まで様々、大手消費財メーカーやら化学メーカー、素材メーカーなど。

日本を代表する企業のベトナム社長とお話しする貴重な機会を持てます。

 

商工会主催の勉強会も2~3ヶ月に1度のペースで開催されています。

勉強会の講師は、大手監査法人の公認会計士であったり損保大手の駐在員であったり、日本では有料でしか受講できないような内容ばかりです。

 

また、趣味がゴルフという駐在員の場合、商工会主催のゴルフコンペなんかも開催されていますので、休日の気分転換にもいいかも知れません。

 

 

4.デメリット

まず第一に挙げられるのが、ややお高い年会費です。

大企業からすると、10万円程度という出費は軽微なものですが、中小企業的には少し痛い出費でもあります。

もちろんインボイスは発行してくれるので、その点は問題ありません。

 

次に、コミュニティに属するが故のデメリットです。

「日本人コミュニティを持てたのはいいけど、毎週ゴルフに誘われて困った・・」

「毎日、飲み会に付き合って、楽しいのだけどお金が・・・」

など、日本人同士で遊ぶが故の悩みというのはあります。

(私の場合は、そもそも駐在員の知り合いというのが限られた数しかいないので、こうした悩みはありませんが・・)

 

「駐在員 悩み」などで検索すると、この手の悩みは結構たくさん出てきます。

何もベトナムに限った話ではありません。

 

 

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5.期待とのギャップ

ある意味、ここが一番のポイントですね。

 

うちの本社も言ってましたが、「商工会に加入してるのだから、今年の昇給のデータくらいもらえるだろ?」とか「地域の給与相場を聞ける」、「取引先を紹介してくれる」などと役割を期待されている方も多いかと思います。

 

実際は、これら全てサービスの対象外です。

 

ググればすぐに分かるような、最低賃金上昇率のデータなどはメールで回ってきますが、個社の昇給率などデリケートな事象は絶対に教えてくれません。

また、取引先の紹介についてですが、商工会自らが企業を紹介してくれるということはありません。

会員名簿は会員内では自由に閲覧できるので、そこから各社に連絡を取ることは可能です。

 

 

まだまだ、情報の少ないベトナムのビジネス環境です。

自ら情報を得る手段としては、悪くはありません。(それなりにアグレッシブに行動する必要はありますが。。)

もし、ご加入を検討されてる場合は、ご参考にどうぞ。