経理の転職って、どうなの?

就活・転職

先日のブログで、大手メーカーでのキャリアは非常に勉強になったと述べた私が転職に至った経緯、経理の転職活動について解説いたします。(自身の経験ベースですが・・)

 

【目次】

 

 

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1.転職活動を始めたきっかけ

大手メーカーでの業務にも慣れて、そこそこに上司や他部門からも信頼を得て、仕事に詰まって悩むことは当時ほとんどありませんでした。

しかし、社会人経験4年となると大学時代の優秀な動機は海外赴任が決まったり、起業したりという者がで始めました。(私の場合、大学院卒ですので、社会人6年目という同期が大半でした。)

いわゆる意識の高い系サラリーマンではなかったので、心の底から羨ましいと思うことはありませんでした。業務にも慣れて毎日、月の残業はせいぜい40時間程度。趣味に時間を費やすことも充分にできました。

ただ、業務を続けているうちに、「果たして自分は他の企業でも通用する人材なのか?」という漠然とした焦りが生まれてきました。

英語の勉強は嫌いではなく、普段から隙間時間を見つけて英検やTOEICの参考書を開き勉強も続けていました。経理という職種のデメリットでもありますが、社外の人間と接触する時間はほぼ皆無です。

当時の私は、社会における自身の市場価値が分からず不安になっていました。

そこで、「話だけでも聞いてみるか」という思いで転職活動を始めました。

 

 

2.転職エージェントへの登録から面談

きっかけが漠然としたものであった為、転職エージェントもなんとなくで選びました。

当時、私が登録したのが”クイック”と”リクナビNEXT”です。

エージェントによって細かい流れは異なりますが、登録する内容はほぼ同じかと思います。

・ 氏名、生年月日、学歴、職歴

・ 業務内容の詳細、(転職動機)  など

履歴書のようなデータを登録した後は、希望業界や職種を選択していきます。

私はもちろん、”経理”、”会計”などといった職種を選択しました。

登録が完了すると、エージェントサイトからメールが来ます。

ここではリクナビNEXTを例にとって、当時の振り返りをします。

エージェントからメールで、「個別面談の日程調整」を行い、アポの日時に(当時は東京住まいでしたので)リクルートグループ本社のグラン東京サウスタワーへと向かいます。   (私の場合は平日の昼過ぎに行きました。)

受付を済ませるとブースタイプの個室へ案内され、担当エージェントと軽い雑談から具体的な案件紹介へと進んでいきます。

人材紹介会社ということで、我々の持ってない情報を多数持っているので、転職活動に関わる疑問はこの場でアレコレ質問しましょう。

私は、「現在(2017年当時)の転職市場」、「需要のある年齢層」、「若手経理職への需要」などを聞きました。

ざっとですか、覚えている範囲で書きますと以下のような感じです。

・現在(2017年当時)の転職市場

企業の業績好調に伴い、どこも採用ラッシュ。特にリーマン・ショックの時期に新卒採用  を控えていた企業での中途採用市場は活発。

・需要のある年齢層

20代で勤続3~5年が特に人気。いわゆる第二新卒という意味合いに加えて、現職で3年は働いたという実績が評価され、早期退職のリスクが低い。

・若手経理職への需要

非常に人気がある。経理や法律分野は、自社での育成に時間がかかる。そこで、経験者は特に優遇される。また、大手企業で経理となると、どうしても転勤が多い。転勤を理由に離職する人も少なくないので、どの企業も中途での補充に力を入れている。

この時点でも、「かなり勉強になったな」と思いましたが、自身の希望を伝え求人案件を紹介して貰いました。

私が伝えた希望は「経理職で将来的な海外勤務あり」の1点でした。中途採用一発目の勤務地が地方でも問題なしとも伝えました。(事実、地方勤務にも少し興味があったので・・)

4社ほど、希望にかなう企業を紹介して頂き求人票を貰います。

自分で言うのもあれですが、どれも有名大企業ばかりでした。中には、新卒での就活で縁がなかった企業もありました。

企業別の求人票を受け取った後は、新卒の就職活動と少し似ています。

リクナビNEXTに登録した履歴書のみでOKの企業もあれば、追加で”志望動機”などを提出する企業もありました。(特殊な例ですと、「この業界に思うこと」などもありました。)

必要書類を提出したら、次は筆記試験に進みます。

筆記試験については、新卒採用と全く同じです。webテストやテストセンターで指定の科目を受験します。ここで落とされたら、全く意味がないので最低1冊は参考書を回すことをオススメします。新卒採用と違って、”みん就”のような情報サイトがありません。(あるかも知れませんが、私は当時利用してませんでした。)

個人的な感想ですが、書類選考後に筆記試験を案内された場合は、よほど酷いスコアでない限り落とされることはないとも感じました。

運よく筆記試験は落ちることなく通過できたので、一次面接へと向かいます。

筆記試験通過の連絡と合わせてエージェントから、面接日時の調整メールが来ます。

サラリーマンにとって、辛いのがこの日程調整です。基本、中途採用の面接は平日のみです。

ベンチャーなどは、土日も実施していると聞いたこともありますが、大企業であるほど平日にしか面接は行われません。

ですので、有給を取得しなければなりません。面接は最低でも2回あります。3回以上という企業もあり、私は途中でお断りしてしまいました。

つまり4社受験した場合、計8回も転職活動期間に有給を取得する可能性があるということです。

日程調整はある意味最も苦労する点かも知れません・・・。

 

 

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3.面接の内容

恐らく読者が最も興味あるであろう「面接の内容、何を聞かれるか?」についてです。

まず面接のスタイルは応募者(受験者)1名対面接官複数の個別面接です。新卒採用のようなグループ面接は私の場合なかったです。

企業側が2名という形式が多数でした。

私の場合、職種を経理に絞っての応募していたので、面接官は経理課長or部長が必ず1名、製品部部長or人事担当が1名といったパターンがほとんどでした。

面接官の年齢は40代~50代前半という印象です。30代の中堅(?)社員が相手ということもありませんでした。

ことらが自己紹介を軽く(氏名と社名、担当業務をサラッと一言)行い、面接官がそれに続き簡潔に自己紹介を行う。少し雑談を挟み「それでは、A(応募者)さん。現職の業務内容の説明をお願いします。」と面接がスタートします。

5分程度、自身の業務紹介を行うと、面接官から質問されるので回答していきます。

覚えている範囲での質問は下記のものです。

・転職活動をしようと思った理由

・前職の経験や知識を、どう活かせるか

・これでの業務で困ったこと、どう克服したか

・転勤・地方勤務は大丈夫か

新卒の時の就活では、「あなたは果物に例えると?」など対応力が問われる質問をされることもありましたが、中途採用の面接では一度もありませんでした。

経理という職種からか、「なぜうちの会社を選びましたか?」という、個社の志望動機を掘り下げられることもありませんでした。

とにかく中心は、これまでの業務内容を体系的に説明できるかです。

企業側のこのスタイルには私も同意できます。これまでの経験上、優秀な人ほど仕事の説明が上手です。

業務をただの作業としてしか、行っていないとここの説明で詰まります。

転職をお考えの方は、一度自身の業務の棚卸をするといいかも知れません。

どこの企業も、面接の終盤に「何か質問はありますか?」という流れになります。

私はいつも、採用後のキャリアについて質問していました。

例えば、「経理で採用された後、多部署への配置転換はありますか?」、「海外勤務のチャンスはありますか?」などです。

もちろん、これらは各企業の方針や景気動向にもよるので、一概には言えませんが、私が受験した企業はどこも、「大幅な配置転換(経理から営業など)はなし」「経理は他部署よりも海外勤務の可能性高い」との回答でした。

一度採用した経理は、自社内で長く育成していくという日系企業の社風が感じ取れました。

また、海外勤務については、当時聞いた通りだな、と現在ベトナムに駐在していて思います。

大企業の海外拠点は、日本人が複数人いるケースがほとんどです。

ベトナムで何人か駐在の方と直接お会いしましたが、30代経理という方は何人かいました。

話を聞くと、あまりベトナム駐在は人気がなく、手を挙げれば即GOサインとのことでした。

(もちろん、ある程度優秀であることが条件と思いますが)