ベトナムは男の育休が社会的に認められている!

ベトナム休暇制度

日本でも、男性社員の育休が社会全体で議論されていますね。

少子化という社会問題を抱える日本。発展途上国で高い人口増加率を維持しているベトナムから学べる制度もあります。

今日はその一つ、男の育休制度です。

【目次】

 

 

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1.家族を大事にするベトナム人

改めて文字に起こすと不思議ですが、ベトナム人は家族との時間を非常に大切にします。

ある意味当たり前ですね。毎日、家族と一緒に夕ご飯を食べる。この何気無い食事がベトナム人にはとても大事なことのようです。

(日本人で、毎日家族揃って夕ご飯食べる習慣のある世帯って、どれくらいでしょう・・・)

「子供が熱を出したので今日は会社休みます。」と言った内容のメールが男性社員から来ることもも珍しくありません。

(素晴らしい文化ですね!)

家族を大事にするベトナム人ですから、奥さんの出産なんてのはまさしくビッグイベントです。

もちろん、有給休暇の申請を出すので会社側は最低限の配慮をしてあげましょう。

こういった時の会社の対応をベトナム人従業員は結構見てます。

 

 

2.男の育休

さて、今日の本題です。

「男の育休」というワード、積極的に認めている会社はNHKで特集されるレベルでレアケースでした(日本の場合)。

しかし、ベトナムでは2014年に社会保険法が改正され、「男性社員の奥さんが出産の場合、男性社員も5日間の休暇を取得できる」と言った法律が施行されました。

(出産時の条件により、細かく内容が分かれるので下記の社会保険法へのリンクをご参照ください。)

ベトナムが妊産婦さんに優しい国ということはよくわかりました。

ただ、この法律ですがイマイチ実務の取り扱いが、調べても出てきません。「5日間休暇を取得できるのは、いいけど有給休暇扱いなの?」「有給減るなら、あんまり意味ないじゃん?」「実態は日本と同じじゃない?」と思いますよね。

まだ、私も内容を調査してる段階ですので確信を持った答えは出来ませんが、この法律、下記の内容と理解できます。

奥さんが出産した男性社員は会社に休暇申請5日を行います。この5日は有給休暇では無給休暇です。

無給休暇・・・。日本では聞き慣れないワードですよね。

突き詰めると欠勤扱いで給料が日割りで減額されます。

「え?従業員損するの?」「日本以下の扱いじゃない?」と思うかもしれませんが違います。

休暇期間の5日間分の給与見合いの給付金が社会保険から支給されます。

結果的に、男性従業員は5日間の休暇を、有給休暇の消化をする事なく取得できるのです。

5日間の経過後、有給休暇を取得するのも従業員の権利ですので、所属上司の承認があればさらに長い間、新生児と奥さんと時間を過ごすことができます。

(参考:ベトナム社会保険法:https://www.jetro.go.jp/ext_images/world/asia/vn/business/pdf/58_2014_QH13r.pdf

 

 

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3.子供は社会が育てる

ベトナム人、両親世帯との同居が非常に多いと感じます。

ハノイやホーチミンなど都市部の世帯は分かりませんが、工場が林立する地域ですと一戸建てに2世帯、3世帯と同居、隣の家が親戚。と言った具合に、サザエさんのようなパターンが割と普通です。

面白いのが、会社で飲み会をしようとなると、子供を連れてきたりもします。

バイクの後ろに嫁さんと子供を乗せて、レストランにやってくるというケースも珍しくありません。従業員と家族同士が仲良しになっているということもザラです。

現代人の我々には少し馴染みのない光景ですが、子供を社会で育てるという考えが広まれば、自然と少子化にも歯止めがかかるかもしれませんね!