ベトナム昇給事情 2019!!

コスト

年の瀬ですね。

今年も残すところ、4日間。稼働の多いベトナム駐在の方も、仕事納めは近いのではありませんか?

日本は最大10連休とかのようですが、ここベトナムはせいぜい5連休あればいい方でしょうか?(お正月休みの日系企業もありますが・・)

 

さて、この年の変わり目、駐在員には頭の痛い問題があります。

ズバリ、従業員の昇給です。

最低賃金なんかは、先日のVIETJOでも出てますね。

全エリアだいたい5%の上昇となっています。

 

今日はベトナムならでは(?)の昇給にまつわるエピソードを実体験ベースでご紹介します。

 

【目次】

 

スポンサードサーチ

1.私は○年も勤務した

基本的にワーカーの査定は一律で弊社は行なっています。

一方、スタッフについては、勤続年数や勤務態度・実績などを考慮し僅ながらの差をつけて昇給させています。

 

うちのスタッフAは、

「シャチョー、私は3年も勤務しました。ダカラもっと上げて下さい!」

みたいな直談判をしてきました。

 

私「いや、君より長く勤務したスタッフの昇給も君と同じ水準では?」

A「他の人は関係アリマセン。シャチョー、オネガイシマス」

 

まぁ、普通に日本人感覚で言うと意味不明ですが、それがベトナムです。

もちろん、却下です。

 

 

2.隣の工業団地はもっと上がってます

工業団地内でも、足並みを揃えた昇給にしないと、従業員から一斉に文句が出ます。

大抵、どこの工業団地も昇給シーズンには最低賃金、物価上昇率、今年の目安の会議はありますので、必ず出席して情報をGETしておきましょう。

 

うちには居ませんでしたが、中には隣の工業団地を例に出して昇給の交渉をしてくる従業員も居ます。(そのエネルギーを仕事に使ってくれ・・)

工業団地間のみならず、工業団地内でも転職は日常茶飯事です。

最低限、自分が所属する団地の情報だけは把握しておきましょう。

 

 

スポンサードサーチ

3.Cさん(別部署)給料はどうしてワタシより高い?

例えばCAのCさんの給料が、現場スタッフBさんの給料よりも高かったりすると、これも交渉のカードにしてきます。

B「現場のシゴト、経理よりキツイ。シャチョー、Cさんよりもワタシの(略)」

 

まぁ、言いたいことは分からないでもありませんが、ハイフォンエリアで考えると、業務の汎用性が高い経理や日本語人材は、現場スタッフよりも給与水準が高い傾向があります。

経理・総務の給料 > 現場スタッフ

 

職歴・資格などなんでもいいので、差がある理由を説明しましたけど、

「それは違いマス、私の仕事とても特別デス」

みたいな返答が来ます。

 

 

4.まとめ

ベトナム人は、給料や昇給額を見せ合います。

なので、安易に交渉に応じて昇給にプラスアルファを与えてはいけません。

 

他のスタッフが、我も我もと個別訪問してきます。

なので、昇給額を従業員に提示するときは、「絶対に交渉には応じない!」というスタンスで臨むことが必須です。

 

会社にとって、抜けてもらっては困ると言う人材には、それなりに手厚い昇給をしてあげることをオススメします。

あとは、出来るだけ昇給の基準を明確化してあげるのもオススメです。

弊社では行なっていませんが、TOEICの点数に応じた手当や合格祝い金を支給することで、従業員の仕事に対する態度も測れると、知人社長より教わりました。

日本語検定とか、公認の資格試験はやはり便利です。

 

あと、来年より弊社でも考えているのが、社内技能検定の設置です。

例えば、作業速度、精度、手順の遵守などで点数を出し、合格者に昇給の加点要素をあげるというものです。

 

発展目覚ましい(?)ベトナムですが、従業員は1円でも給料を上げてもらおうと必死です。

特に駐在1年目の方は、色々と注意しましょう。

同じ団地やレジデンスの、ベテラン駐在社長なんかに一度相談するのもオススメです。

 

私ごと、というかただの愚痴ですが・・

以前、契約してる法務コンサル(日系クライアント多数。うちとの契約内容には一応『ビジネスの円滑化』という文言あり)に

「2019年の昇給事情で、他社の動向や事例など教えて頂けますか?」

と相談したところ、

「最低賃金の上昇幅を目安にして下さい。あとは、各社それぞれ事情を考慮した上昇で宜しいと思います。」

こんな感じの回答(メールで)でした。

 

コンサル選びはご慎重に・・・

よろしければ昨日の記事もどうぞ!