ベトナム駐在ってメリットある?

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ベトナム全般

少しばかり日本に帰国していたので、ブログの更新頻度が落ちてました。

今日からまた頑張ります。

タイトルとは関係ありませんがハイフォンの気温が12月に入ってだいぶ下がりましたね。

ここ数日天気も悪く、最高気温でも13度といったところです。

土曜から少しずつ気温が上がるようですので期待してます。

 

さて、表題の内容ですが。

ベトナム駐在って、損なのか得なのか?

この内容に個人的な印象メインで触れていきたいと思います。

 

たまに帰国して知人と会い、ベトナムで駐在してると言うと決まって出るのが

「駐在?日本と現地でダブルで給料貰えるんでしょ?すげー貯金出来るじゃん!!」

という意見ですね。半分当たり、半分外れといったとこでしょうか。

 

給与の額は会社によってかなり差があると思いますので、日本勤務から異動でベトナム駐在になった場合の損得について触れていきます。

 

【目次】

 

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1.稼働日数

日本の会社というのは、完全週休2日制が標準でかつ世界的にみても祝日の数が多いです。

下の表からしても一目瞭然でぶっちぎりの1位です。

 

一方、ベトナムで祝日は年間10日間しかありません。

(ヨーロッパの国々がベトナムよりも少ないというのは少し意外でしたが・・)

まず、この段階で7日分は日本よりも稼働日数が多いので損する事になります。

 

さらに・・・祝日よりもインパクトが大きいのが土曜日の扱いです。

先述の通り、日本は完全週休2日制。一方のベトナムは隔週週休2日制とでも言いましょうか・・

土曜日は、隔週でしかお休みでありません。

 

日本の会社の稼動日数が、土日と祝日を加味してだいたい250日前後です。

ベトナムは、上記お休みを計算すると277日の稼動日数という事になります。

実に27日、1ヶ月以上も日本にいた時より長い時間労働する必要があるという事です。

 

27日ぶんかぁ・・とお思いでしょうが、実際はもっと損してます。

27日分の労働というのは、日本にいれば残業扱いです。

つまり、日本の労働法における時間外賃金の割増率125%を考慮しなくてはいけません。

  27日 × 125% = 33.75日

ズバリ、1ヶ月半もの労働対価を損する計算になります。

 

さらにさらに、駐在員はだいたい年2回は会社負担で帰国できるというパターンが多いですが、テト休みで帰国した時など、日本は通常稼動してます。

となると・・・「本社に出社して打ち合わせやるぞ」

という事になります。

 

テト休みは通常、年間5日間。

先ほどの計算に加えると・・・

  (27+5日) × 125% = 40日

ズバリ、2ヶ月分の労働対価を損する事になります。

 

 

2.労働環境

さて、加えて労働環境です。

「海外赴任 人気ランキング」とざっくり調べると、世論はこんな感じのようです。

 

まぁ、言わずもがなといった感じでしょうか?

海外旅行でも人気上位の国が自然と上位になりますね。

アジアで比較しても、シンガポール、香港、中国と比較的に医療や日本語教育、食料が保証された国々かと思います。

 

前の職場で聞いた話ですと、台湾、タイ、マレーシアなんかもかなり駐在員からの評判は良好との事でした。

(大企業の駐在員となると、3LDKの高級マンションに専用の送迎車、休日はゴルフといった所も珍しくないので・・・)

 

さて、ベトナムの場合はどうでしょうか?

私の住むハイフォンですと・・

  •   医療:日本人医師なし
  •   教育:日本人学校なし
  •   食品:日本料理店は数件(基本的に割高)

こんな感じです。

以前のブログにも書いてありますので、詳細はそちらもどうぞ。

 

ハノイで駐在すると、ややマシです。

  •   医療:日本人医師あり
  •   教育:日本人学校あり
  •   食品:日本食料理店はかなりの数(ハイフォンよりも質は高い)

ただ、概ね不便な事に変わりありません。

 

マイナス点を追加すると、バイクによる交通渋滞と大気汚染です。

特にハノイの場合、帰宅ラッシュ時(17時〜18時ころ)となると車が全く動きません。

Google mapで2kmと表示される道を30分掛かるとか割と普通にあります。

(あと、空気が汚いので鼻毛がすぐ伸びます。)

 

ホーチミンは行ったことがありませんが、ハノイよりも数段、サービス産業が進歩してるとのことです。

 

不便な環境、汚い空気で心身ともに蝕まれて(大げさですが)いきます。

何より厳しいと思うのが、ご家族です。

帯同して赴任した場合でも、アメリカや先進アジアと異なり、圧倒的に不便を感じると思います。結果、駐在員も色々とキツイ思いをされるのではないでしょうか。

 

 

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3.娯楽

娯楽・・

以前、こんなツイートをさせて頂きました。

 

ベトナム駐在の大先輩からはこんなコメント頂きました。

(いつも情報感謝です。)

 

ハイフォンエリアに住んでる日本人にはお馴染み(?)のドーソン・・

簡単にいうと風俗です。

行った事ありませんが、あまり評判は良くありません。(今後、行くこともないでしょう・・)

 

正直、娯楽というとこのレベルです。

カラオケが楽しいという訳ではなく、やることがなくて相対的に楽しいというだけです。(個人的感想)

 

まぁ、気のおけない駐在仲間とご一緒してたまに騒ぐぶんには楽しめます。

 

娯楽という面ではマイナス評価ですが、お金を使う機会が必然的に減るのでプラマイゼロかと思います。

 

 

4.総評

ネガティブな意見たっぷりで申し訳ありません。

少し纏めます。

 

やはり、稼働日数の多さが非常にネックだと思います。

金銭面では、2ヶ月分の給与が最低限反映されないと、駐在員は損をする計算になります。

 

また、生活面でも不便が付きまといます。こちらについても、給与での保証がないと損をする事になります。

 

物価は安いですが、毎晩日本食レストランに行き、週末はカラオケという生活をした場合、日本にいるのと大差ないほど生活費が掛かります。

 

会社によっては、帰任後に昇給・昇進というメリットがあるかと思います。

駐在員を社内で公募していて、それに応募される場合は、長期スパンでのキャリアを考慮してから慎重にされる事をオススメします。

駐在員は起業家と異なり、ビジネスの自由度は低めです。

ただ、日本では経験できない価値観や知識は確実に身につきます。

 

以上、偏見多めの考察です。

ご参考にどうぞ。